カクヨム、なろう、で小説が読まれない理由と3つの解決策

あなたは、一生懸命に執筆した自作小説がなかなか読んでもらえず、落ち込んだりしていませんか?

かつての私もそうでした。

ごく僅かな人にしか作品を読んでもらえないと、本当に自信喪失してしまいますし、自分の存在価値すら無いように感じてしまいます。

しかし私は改善を繰り返して、「小説家になろう」のハイファンタジーという激戦区のジャンルで日間ランキング32位という結果をやっと出せました。(まだまだショボイ結果ではありますが)

そこで、私と同じように苦労しているかもしれないあなたに、小説が読まれない理由実際に効果のあった解決策をご紹介しようと思います。

小説が読まれない理由① タイトルでスルーされる。

まずはこれです。

そんな事は分かってるよ!と思われるかもしれませんが、もう一度改めてこの「タイトル」と「要約」の重要性を考察してみましょう。

小説はジャンルを問わず、タイトルを変えただけで売上が数十倍になったというケースが、星の数ほどあります。

中身はまったく同じで、タイトルを変えただけです。

ちょっと話は逸れますが、広告の業界では広告の1番上のタイトル(広告業界ではヘッドラインといいます)を決めるのに数ヶ月かける場合があります。

なぜなら、1番目立つ(見込み客が初めに見る所)ヘッドラインに興味を持ってもらえないと、広告は読まれずにスルーされてしまうからです。

なので広告業界の人達は、ノート半分~1冊くらいに、ヘッドラインやキャッチコピーをぎっしり書いていく作業を繰り返すわけです。

自分の脳の中から浮かんでくる言葉を全力で絞り出すんですね。(これは専門用語でブレインダンプといいます。)

そうやってノート一冊くらいの言葉の中から、1番お客さんが反応しそうな言葉を選んで、それをヘッドラインにするわけです。

なぜ広告業界の人、つまりコピーライターはそんな苦行みたいな作業をするのかというと、そのヘッドラインで売上が大きく変わるからです。

莫大な広告費をかける場合もありますので、コピーライターはもう必死です。

自分の考えたヘッドラインやキャッチコピーで、数百万の赤字を出してしまうのか、数百、数千万という利益が出るのかの分かれ道だからです。

例えどんなに商品が素晴らしくても、ヘッドライン以下の宣伝文句が魅力的でも、広告に目が止まらなかったならそこでアウトなんですね。

なので小説のタイトルもこれと殆ど同じで、全てはタイトルにかかっていると言えます。

もちろん、内容も面白くなければまったく意味はないのですが、このタイトルで損をしてしまっている人って、かなり多いと思うんです。

解決策①小説が読まれないなら、タイトルで意表を突こう!

では私達はどんな風に小説のタイトルを変えればいいのでしょうか?

それは以下の3つが重要になってきます。

人間の本能的な欲求をタイトルに入れる。

②真逆な物、全く無関係な物をタイトルに入れる。

③マイナスからプラスになる様なタイトルにする。

 

この3つの要素を取り入れるだけでも、読者さんにスルーされないタイトルになります。

まず、人間の本能的な欲求は以下の物があります。

人間の本能的な欲求

・生き残りたい
・食べ物、飲み物を味わいたい
・恐怖、痛み、から免れたい
・異性を求めたい
・快適に暮らしたい
・他人に勝り、遅れを取りたくない
・愛する人を守りたい

例えば「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?」というタイトルは、「出会い」という異性を求める強い欲求も入っています。

そして「ダンジョン」と「出会い」というまったく関係性の無い言葉をくっつけてインパクトを出しています。

関係性が遠ければ遠いほど、タイトルにインパクトが生まれます。

「他人に勝り、遅れを取りたくない」という本能は、「小説家になろう」「カクヨム」に良く出てくる「最強」「チート」という言葉に表れていますよね。

他にも人間の本能的な欲求は様々な作品に取り込まれています。

さて、話が前後して申し訳ないのですが、真逆な物、関係性の無いタイトルについて少し具体例を出してみます。

・幼女戦記

・はたらく魔王さま

・ゴブリンスレイヤー

 

ゴブリンスレイヤーは関係性はありますが、スレイヤーとは「ドラゴンスレイヤー」の様に強敵のモンスターに付ける場合が殆どです。

ゴブリンは最弱な設定にされる事が多いのですが、あえて真逆の弱い魔物にスレイヤーと付ける事によりインパクトを出して読者さんが気になるタイトルにしています。

めっちゃ参考になりますよね。

あとは、マイナスからプラスに行く振り幅が大きければ大きいほど、インパクトが強いタイトルになります。

・無職の童貞だった僕が~

・クラス最底辺の陰キャラの俺が~

・借金1億でホームレスになった私が~

 

ライトノベルですとこんな風にタイトルが長くなっても、ある程度は読者さんが受け入れてくれるので、気にせず長いタイトルにしましょう。

漫画やアニメですと、シンプルなタイトルでも魅力的な作画があれば、読者さんを惹き付けられますが、自作小説や自作のライトノベルでは絵がありません。

なので、人を惹きつけるようなタイトルだけで勝負するしかないわけです。

短いタイトルの方がクールで響きもいいんですが、やはり内容が飛び抜けて面白くないとやはりその小説は誰も読んでくれません。

「蒼き剣」とか(今私が適当に考えました。)、そういうカッコ付けたタイトルでは、自己満足で終わってしまうという事です。

例えば「オーバーロード」などのようにシンプルなタイトルもありますが、内容が飛び抜けて面白ければそういったタイトルでも人気は出ます。

でも、まだ過去の私のように全く成果が出ない、誰にも小説を読まれない、という状態であれば、今一度このタイトルの重要性を考えてみてください。

スポンサーリンク

小説が読まれない理由② 対立しない、波乱も起きない

これは過去の私がよくやってしまった事なのですが、とにかく対立が起きない、何の波乱(予期せぬハプニング)も起きないというストーリー展開です。

これはもう最悪で、本当に読んでいてつまらないので読者さんはすぐに離脱してしまいます。

例えば物語冒頭からずっと舞台設定、世界観の説明、波風立たないストーリー展開が続いたら、やはり読者さんは読んでくれなくなります。

私達が読んでいてつまらないなと思った作品は、対立が無い場合が多いはずです。

ありふれたヤンキー漫画でもけっこう読み続けてしまうのは、常に誰かとケンカしているからではないでしょうか?

解決策② いつでも対立させる、意外な展開を用意する

最近のライトノベルでは少なくなってきましたが、手に汗握るストーリー展開とは主人公がどんどん窮地に立たされていく展開です。

主人公を過酷な状況に追いやってこそ、ストーリーは面白くなります。

自分の分身の様な主人公を、大変な目に合わせたくない気持ちというのは、私も経験があります。

でもそれでは、読んでいる方はまったく面白さを感じずにあくびが出てしまいます。

主人公が圧倒的な強さで勝つにしても、すでに対立構造は維持して誰かと対立している必要がありますし、意外な展開があると続きが気になります。

対立に関しては以前の記事で詳しく書きましたので、ぜひ読んでみてください。

小説のストーリーの作り方① まず「対立構造」を考えよう!

それとストーリーに波乱(予期せぬ展開、ハプニング)があると、読者は意表を突かれて続きが読みたくて仕方なくなります。

何か予定調和だなとか、ありきたりだな、刺激が少ないな、と思ったら読者さんが想像していないような展開を考えると続きを必ず読んでもらえます。

小説が読まれない理由③ クライマックスを決めていない

実はクライマックスを決めていないと、小説を書くのがめちゃくちゃ難しくなりますし、読者さんは違和感を感じて作品に没頭出来ません。

以前の私もず~っとこれをやっていました。

作者の私でさえもゴールが分かっていないので、作品は行き当たりばったりになり、どこか不自然でぎこちないストーリー展開になってしまうんです。

物語の基本構造として「起承転結」がありますが、クライマックスは「転」の部分です。

これがあるからこそ、他の3つが書けるわけです。

「起」も「承」も、そしてラストの「結」意味のある自然な繋がりになります。

クライマックスを決めていないと伏線の回収も無いので、やはり面白さに欠ける誰にも読まれない小説になってしまうという訳ですね。

解決策③ クライマックスから決める

長期連載にしても、必ずストーリーは細かなエピソードに分かれています。

その各エピソードで必ず1番盛り上がるクライマックスから決めて、他の部分を考えていくわけですね。

そうすると無駄な執筆が無くなり、自分の負担も少なくなりますし、読者さんは伏線を回収出来て気持ち良くなるし、ストーリー展開に無理が無くなり自然になります。

私がこれに気が付いてから伏線を作るのが大好きになりましたし、無理なく執筆が出来るようになりました。

以前はああでもない、こうでもない、と執筆と削除を繰り返してましたし、読者さんからも指摘され続けていました。(またこれが辛い。)

このクライマックスからストーリーを作っていくのは、マジでお勧めです。

ぜひ一度騙されたと思って試してみてください。

ワンピースも1番盛り上がるシーン、つまりクライマックスを決めてからエピソードを作り混んでいくと尾田先生も言っていましたし、間違いないでしょう。

スポンサーリンク

カクヨム、なろう、で小説を読まれない理由、解決策 まとめ

繰り返しますが、タイトルと要約、あらすじ、が重要ポイントです。

もう絶対読者さんの興味を惹きつけるんだ!という気持ちでタイトルは付けましょう。

めちゃくちゃ無理なタイトルでも、平凡でありふれたタイトルより100倍いいのではないでしょうか。

タイトルが出来たら、あるいはタイトルを作る前にクライマックスシーンから作って、プロローグやエピローグを作っていくと、つじつまの合う自然なストーリー構成にする事が出来ます。

そして常に対立させる、ケンカさせる。

仲間内でも口論させたり、意見を割らせたり、工夫しましょう。

そして戦いに勝ったと思ったら背後から、何者かに主人公が襲われてしまったり、信じていた仲間や依頼主が黒幕だったり、突然追手に追いかけられたり、そんな波乱な展開を作っていけば面白くなります。

「カクヨム」でも「なろう」でも、他の小説投稿サイトでもやる事は同じです。

ぜひ参考にしてみてくださいね。