今回は、先日最終回を迎えたアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」の考察をしてみたいと思います。
最後の結末(ネタバレ)などの内容も含みますので、まだ「遊郭編」を最後まで観ていない人はスルーしましょう。
また、私は原作の漫画を読んでいませんので、未読がゆえの考察になっている可能性もありますので、ご了承いただければ幸いです。
【考察】鬼滅の刃 遊郭編 なぜ堕姫だけが人間の姿に戻ったのか?
炭次郎らの活躍で、遊郭に潜んでいた上弦の鬼「妓夫太郎(ぎゅうたろう)」と「堕姫(だき)」は倒されました。
そして、最終話で二人の鬼の兄妹はあの世の入口(?)の様な所で再会します。
そこで疑問に思ったのは、なぜ妹の梅(堕姫)だけが元の人間の姿になっていかのか? という事です。さらには妹の梅の後方には少し光が差したように明るくなっていました。
まるで梅の方には天国への入口があるけど、兄の妓夫太郎には地獄への入口しかないような雰囲気もあったように思えます。
同じ様に多くの人間の命を奪って来た2人の兄妹なのに、なぜそういった描写だったのか改めて考察してみました。
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最終話「何度生まれ変わっても」より。#鬼滅の刃 pic.twitter.com/yDfqxWTP9x— ufotable (@ufotable) February 13, 2022
梅は生きてはおらず、堕姫は妓夫太郎が作り出した鬼?
何話か忘れましたが、何となくこの妹の堕姫は妓夫太郎が作った分身的な存在なのかなと思わせるシーンがありました。(詳細は忘れてしまいました。すみません)
あくまで仮説ですが、妓夫太郎が鬼になる前にすでに梅は息絶えていて、妓夫太郎だけが鬼になったのだとすると辻褄が合うような気がします。
妓夫太郎が炭次郎らに倒され、あの世に行った時に妹の梅と再会したのかなと。
なので妹は人間の姿で後方が明るくなっていて、兄だけが鬼の姿で前方には闇が広がっていたのかもしれません。
妹の梅が鬼になっていなかったとしたら、天国にいける道が用意されていても不思議ではありません。
・・・が、しかし、梅が戦いに敗れた事を謝っている事もあり、そこは辻褄が合わないのですが。
兄が作り出した鬼(偽物の自分)でも、自分は自分だから・・・という事なのでしょうか・・・?
それか、もしも堕姫が本当の梅だとしたら鬼になる時は意識が無かったので、自分の意思で鬼になった訳ではないから天国への道が残されていたという可能性もありますね。
なぜ妓夫太郎は堕姫の体の中に潜んでいたのか?
堕姫は妓夫太郎が作り出した鬼(分身)だとすると、堕姫の体の中から妓夫太郎が出現したのもそういう事からなのかなと思いました。
でも、まあこれは単純に遊郭に潜むなら堕姫の美しい容姿の方が何かと都合がいいというのもあるでしょう。
妓夫太郎が人間の姿に化けてもあまりメリットはなく、堕姫の方が人間をさらいやすいですし遊郭で働く女性が行方不明になっても「足抜け」したと周囲は思いますからね。炭次郎が言っていたように。
2人の鬼の弱点から考えると・・・
2人の兄妹の鬼の弱点というか倒し方は、2人同時に倒すというやり方。1人だけ倒しても倒せないというのがありましたね。なので2人で1人なのかなとも推測出来ます。
なので私的にはやはり、堕姫は妓夫太郎が作り出した鬼なのかなと思うのですが。
・・・でも単に2人の兄妹の絆が強いから2人同時に倒さないと倒せないよという設定なのかもしれませんね。
もしも原作に説明が無ければ、そこは読者の判断に任せるという物なのかもしれません。
鬼滅の刃 遊郭編 考察 さいごに
いや~、あっという間に終わってしまった「鬼滅の刃 遊郭編」。
面白かったけど、ちょっと短かったなと思ったのは私だけではないはずです。
でも次の「刀鍛冶の里編」も放映が決定したようなので、それを楽しみに待っていようかと思います。
あとはアニメ「オーバーロード4」が楽しみです。
ではまた!