今回は「マツコの知らない世界」で使われている曲、BGMが気になったのでさっそく調べてみました。
今回の曲はどれもセンス抜群で、テレビ番組のBGMとしては最高クラスと言ってもいいくらいです。どうぞお楽しみに。
マツコの知らない世界のテーマ曲、BGMはこれらです!
マツコの知らない世界は2011年から始まったバラエティ番組。もう10年以上もやっているんですね~。
内容もさることながら、番組内で使われている曲がとにかくセンス抜群ですので、さっそく1曲づつご紹介していこうと思います。
マツコの知らない世界オープニング曲はこれ。
オープニング曲は、リンダ・スコットの「I’ve Told Every Little Star(星に語れば)」という曲です。
リンダ・スコットはアメリカのポップシンガーで、1959年~1970年まで活躍しました。
ちょうど私の好きなジャズの全盛期と同じ時期ですね。古き良き時代のアメリカを感じる曲ですよね。
アメリカで100万枚以上レコードが売れ大ヒットしました。
「マツコの知らない世界」のテーマ曲はジャズ?
上記の「I’ve Told Every Little Star」という曲は、ジェローム・カーンとオスカー・ハマースタイン二世という2人がミュージカルのために作られた曲です。時代は何と1932年。
そしてこの曲は、ジャズの巨匠ソニー・ロリンズもカバーしています。
アーティストによってまったく雰囲気が違いますね。
ジャズという音楽は他のジャンルの曲をアレンジしてジャズにする事が多いんですよね。
ちなみに、ソニー・ロリンズがこの曲をカバーしたのは1958年なので、リンダ・スコットのデビューより前となります。
マツコの知らない世界 ダイジェストBGM①
この番組ではジャズっぽい曲が他にもかかります。
この曲は「Klischée(クリシェ)」という音楽グループの「Entrée (アントレ)」という曲です。
「Klischée」はスイング・ジャズと現代のエレクトロ・サウンド(ユーロビート)を融合したようなスタイルですね。何とも言えないレトロモダンなテイストを感じます。
演奏で同じフレーズを繰り返す事を「クリシェ」と言いますが、そのクリシェなのでしょうか。
それと「アントレ」はフランス語で、オードブルの次に出てくる料理の事を言いますので、多分そういった意味なのかもしれませんね。
「Klischée」はインストだけでなく歌が入った曲もあります。そちらの曲もかなりセンスいいですね。
マツコの知らない世界 ダイジェストBGM②
この曲もセンスが突き抜けています。番組スタッフの選曲センスが本当にすばらしい。
「Miss Kookie(ミス・クッキー)」の「Puttin’ On The Ritz」。
残念ながら音源は入手困難!
Amazonやらappleやらで探してみましたが、この曲の音源を購入するのはかなり困難のようです。
ヤフオクやメルカリ、ブックオフをまめにチェックするしかありません。
「Amazon music アンリミテッド」にもありませんでした。違うアーティストの音源ならあるんですが・・・。
ちなみにAmazonにあるミス・クッキーのアルバム「クッキーズ」にはこの曲は収録されていません。
以前とあるオムニバスアルバムの中にこの曲は収録されていたんですが、そのCDも在庫切れです。
「Puttin’ On The Ritz」とミス・クッキー
原曲は1929年のミュージカルナンバーで、フレッド・アステアが映画の中で歌っています。
ミス・クッキーがカバーして歌っているのが、マツコの知らない世界で使われているようですね。
ちなみに、ミス・クッキーが活動していたのは2010年~2012年で、ドイツを拠点としてシンガーソングライター、またはダンサーとしても活躍していました。
その後は別の音楽ユニットを結成してスペインで活動したりしていたようです。
語学も堪能で、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、が喋れるようなので、本当にマルチな人のようですね。
マツコの知らない世界のテーマ曲、BGM さいごに
テレビ番組の曲について色々な記事をブログに書いてきましたが、今回のマツコの知らない世界のBGMはトップレベルでセンスがあるように感じます。
あの番組のコアな雰囲気をさらに盛り上げてくれますよね。
ではまた!