さて今回は、テレビ東京の「家ついて行っていいですか?」で使われている曲についてご紹介します。
若い世代の人は知らないと思うので、2つの名曲を詳しく解説していこうと思います。
家、ついて行ってイイですか?の音楽(曲、BGM)をまとめてみた!
「家ついて行っていいですか?」は、番組ディレクターが深夜の街角で一般人に声をかけ、ご自宅までタクシーで同行してインタビューするというバラエティ。
そのタクシーの中でよく流れるのが「ザ・フォーク・クルセダーズ 」の「悲しくてやりきれない」です。
そして、インタビュー後のエンディング付近で流れる曲は、ザ・ビートルズの「レット・イット・ビー」です。
家ついて行ってイイですか? 挿入歌「悲しくてやりきれない」
「ザ・フォーク・クルセダーズ 」の「悲しくてやりきれない」は、人の心を掴んで離さない昭和の名曲です。
しかし、その制作秘話を聞くとちょっとがっかりしてしまいます。
「ザ・フォーク・クルセダーズ 」は2枚目のシングル曲として「イムジン河」を発売予定でしたが、何とそれが発売自粛になってしまいました。
そこで彼らの所属事務所の会長さんに、急遽3時間で新しい曲を作るように命令されて会長室に軟禁されてしまいます。(鍵もかけられた)
そんな彼らはその会長室で適当に遊び、最後の2〜30分で曲を作ったと語っています。
そしてその2〜30分で作った曲を録音したテープを、作詞家サトウハチローに手渡し、1週間くらいで歌詞が出来上がったそうです。
曲を作った経緯と歌詞のギャップに戸惑いながらも、その歌詞で制作した曲を歌ってみると歌詞とメロディがピッタリ合って、かなり驚いたそうです。
しかし、そんな誕生秘話があるこの曲ですが、聴くと思わず涙が出てしまうという人がとても多い名曲です。
人のありのままの人生をインタビューする「家ついて行っていいですか?」にピッタリのBGMになっていますよね。
家ついて行ってイイですか? エンディング曲「レット・イット・ビー」
番組終盤にかかるのは、ビートルズの「レット・イット・ビー」。
ビートルズは、若い世代だと知らない人もいるかもしれませんが、30代〜70代の人なら殆どの人が知っている、20世紀を代表するロックグループです。(念の為、説明しときました。)
現代でもおそらく世界的知名度はNo.1なのではないでしょうか?
20世紀〜21世紀を入れても、最も成功した偉大なグループと言っていいでしょう。
そして彼等の楽曲の中でもかなり知名度の高い曲がこの「レット・イット・ビー」です。
私もかなりビートルズは好きなので、もっとご紹介したい曲は沢山ありますが、我慢しておきますw
それにしても、この曲のイメージと「家ついて行っていいですか?」のイメージがピッタリのような気がします。
「この曲が番組終盤に流れると、みんないい話になる」という人もいますが、まあ、そんな回もあるのかもしれませんw
家ついて行ってイイですか?の音楽(曲、BGM)をまとめてみた! さいごに
この番組はやはり「レット・イット・ビー」のイメージが強いですよね。
あるがまま
ありのまま
なるようになるさ
そのままでいいのさ
色んな意味がありますが、演出無しでありのままの人生をドキュメントで届けてくれるこの番組にぴったりです。
家族を亡くしてしまった人や、辛い境遇でも明るく生きている人の回が多いですが、本当にいい番組だと思います。
長く続いて欲しいですね。
ではまた!