ども、りんたろうです。
今回は「売れる」レビュー記事の書き方を公開しちゃいます。
私は過去に1万円~2万円くらいの商品を売って80万円以上稼いでいた事もありますので、実証済みの方法となります。
商品が売れないレビュー記事とは?
さて、ではまず最初に「売れないレビュー記事」からご説明しましょう。
よくみかけるのが、ひたすら商品の内容やスペック、メリットを語るという奴ですね。
例えばAmazonから発売されている「Fire HD 10」 というタブレットを紹介するとします。
==ダメな例==
この「Fire HD 10」は凄いんです。
まず画面が、10.1インチ高解像度ディスプレイ。
めっちゃ綺麗ですよ。
しかも、Dolbyオーディオステレオスピーカー搭載だから、音だって高音質。
また、○○も○○で容量がうんちゃらかんちゃら・・・
さらに、プライム会員なら、追加料金なしで「Prime Video」の会員特典対象の映画やドラマが見放題ですし、「Prime Music」で対象の音楽が聴き放題になるので、コスパもかなり抜群なんです。
==ダメな例ここまで==
はい、これだと売れません。
でも殆どの人がこんな風に書いてますよね。
もちろん私も、昔はこんな風にずっと書いてましたよ(笑)。
では、どこがダメなのかご説明しますね。
販売ページに書いてある事は、書く意味が無い
商品やサービスの内容って、まったく知らない読者なら書く必要はありますけど、それでもほんの少し2~3行かけば十分です。
だって、そんなの販売ページに書いてあるんですからね。
私達ブロガーが書く必要ないんです。
それより書かないといけないのは、ベネフィットとストーリー(体験談)です。
その商品やサービスを買ってどんな未来が待っているのか、それを書くという事ですね。
そしてあなたの体験談、ストーリーを書いてください。
では、ベネフィットやストーリーを入れて、具体的にレビューを書いてみますね。
売れるレビュー記事の書き方 具体例
えーと、「売れるレビュー記事の書き方」と言ってしまって、自分でかなりハードルを上げた感がハンパないんですが、頑張って具体例を書きます(笑)。
でもこれはほんの一例であって、必ずこうしないといけない訳じゃありません。
たまたま今回はストーリー仕立てにしましたけど、毎回こんな事する必要もありませんのでご注意を。
まぁ、ストーリーって奴は威力がハンパないので、私は良く使うんですが。
下記はあくまで1つの具体例です。
私ならこんな記事書くかな~といった按配です。
ちょっと調子に乗って長くなりましたが、読んでくださると喜びます。
==レビュー記事の具体例==
今日の朝、私はいつもの通勤電車に揺られていました。
そしていつもの様に、カバンの中から「Fire HD 10」を取り出したんですね。
あ、「Fire HD 10」とは、Amazonから販売されているオリジナルのタブレット。
1ヶ月前にAmazonでポチりました。
車窓に降り注ぐ日光が「Fire HD 10」の黒いボディに反射して、眩しかったです。
でもその様は、神々しくも思えるんですよね(笑)。
本当に10インチというサイズが、私の両手によく馴染みます。
携帯するにはちょっと大きいかもしれないけど、やはり動画は大きな画面で観たいもの。
そして私はイヤホンを両耳に突っ込み、最近ハマっている「ウォーキング・デッド」を再生させました。
「通勤電車でウォーキング・デッドを観られるなんて、どんだけ最高なんだよ!」
さて、そんな喜びもつかの間、あっという間に出社して仕事の時間になってしまいました。
で、昼休みがやって来たんですけど、どうにも馬の合わない後輩が私に絡んできたんです。
「あれ~、先輩 『Fire HD』 買ったんですか? でもそれってアプリ入れられないから、超使えないっすよね?」
「ああ、まあね。でも気に入ってるよ。」
この後輩は本当に失礼でムカつく奴なので、私は「 Fire HD 」のとっておきの情報を教えてやらない事にしました。
あ、ブログの読者さんには教えちゃいますよ!
それはですね、いくつかのファイルを組み込んでやると、Googleプレイのアプリなら何でもインストール出来るって事。(中学生くらいでも出来ますよ)
これすごくないですか?
そうなってくると、普通のタブレットと変わらないんですもん。
それで値段が1万円5千円ちょいでしょ? コスパがヤバ過ぎって感じです。
――翌日の休日。
その日私は朝から妻と夫婦喧嘩したので、彼女はずっと口を聞いてくれませんでした。
でもね、「 Fire HD 10」にはなんと、アレクサっていう可愛い奴が存在するんです。
「アレクサ~、エレファント・カシマシの曲かけて!」
「Amazonミュージックで検索します。」
うんうん、可愛い奴だアレクサは。
誰かさんと違って、何でも私の話を聞いてくれますからねぇ。
その後しばらくエレカシの曲を「 Fire HD 10」で聴いてたんですけど、なんかいつの間にか涙が出てきたんですよね。
「・・・そうだよな、俺だって不器用なりに頑張ってるよなぁ」
と思えて泣けて来たんです。
明日からも家族の為に頑張るしかねえなって、思いましたね。
「しょうがねぇ、俺から謝ってやるか。」
その後、妻に暴言吐いた事を謝ったら、彼女も私に素直に謝ってくれました。
「ごめんね。あなたが仕事頑張ってくれてる事は分かってるの。」
「いや、お前も家事と育児頑張ってるもんな。ありがとな。」
ようやく私達夫婦に平穏が訪れ、しばらくすると子供達が駆け寄って来ました。
そして家族で「 Fire HD 10」を使って、Amazonプライムの映画を仲良く観ました。
「クレヨンしんちゃんの映画」は大人でも子供でも楽しめますね!
「 Fire HD 10」は、もう我が家には欠かせないタブレットです。
いつか壊れても、またこれを絶対買いますね。
==具体例ここまで==
という訳で「Fire HD 10」が気になった方はこちらのリンクからお買い求め下さい(笑)。
どんな未来が待ってるのか、リアルに書くだけ。
えーと、このレビュー記事で商品が売れるかどうかは、正直分かりません(笑)。
でも、ひたすらスペックや内容を語るだけの記事より、記事を最後まで読んでくれる確率は上がりますし、商品が売れる確率だってスペックだけの記事よりかは、かなり高くなると思います。
例え商品が売れなくても、読者さんの記憶に残ります。
著者の人となりも書いて家族の事とかも書いているので、興味を持ってまたブログを読んでくれるかもしれません。
とにかく体験談をリアルに書く、というのが重要。
情景が浮かんで来るような情景描写をするという事ですね。
読者さんの脳内に、情景が浮かんで来ないとダメなんです。
売れるレビュー記事は「情景描写」がしっかりしている
化粧品とか売りまくっているブロガーさんとかいますけど、とにかく情景描写が上手いです。
情景描写を違う例で説明すると、例えばですね・・・
「幽霊がいました。」
と書いてもちっとも怖くありませんよね?
では・・・
「黒くて長い髪の女の人の幽霊がいました。」
と書くとちょっと怖いです。
さらに・・・
「ある肌寒い夜、黒くて髪の長い女の人の幽霊が、薄笑いを浮かべて柳の木のそばで立っていました。」
と書くとけっこう怖いですよね。(((;゚д゚;)))
レビュー記事もとにかく、情景描写にこだわってください。
良い商品やサービスを使っている所を読者さんに想像してもらえれば、「それが欲しい!」という気持ちは自然と膨らむのだから。
なので情景描写は大事な訳です。
ちなみに、私がこれらのライティングスキルを学んだのはこの本です。
ちょっと本にしては高いけど、私は実店舗で数百万使って起業しましたし、その後の広告費も30万円くらい使いました。
ブログと言えど、収益を望むのであればそれはもう立派なビジネス。
最低限の自己投資や経費は必要です。
何も勉強せずにひたすら記事を更新して、数ヶ月~半年でブログを挫折している人を私は何人も見て来ました。
お互い勉強する姿勢を忘れずに、高みを目指しましょう!
売れるレビュー記事の書き方 まとめ
「ステーキを売るな、シズルを売れ!」
という有名な言葉がありますが、本当にその通りです。
つまりステーキのスペックやうんちくを、一生懸命語っても売れないという事。
ステーキ売るなら、アツアツの鉄板を使って「ジュージュー」というステーキが焼ける音を、お客さんに聞かせればいい訳です。
その方がお客さんに、ステーキを買った後の素敵な未来を想像させる事が出来るから。
あ、ちなみに今回の具体例を私はストーリー仕立てにしましたが、面白いストーリーにするにはちょっとしたコツがありまして、下記の記事が参考になります。
という訳で、読者さんの脳を揺さぶる「レビュー記事」を書いてくださいね!
ではまた。