ジャズの名曲「When I Fall In Love」を詳しく調べてみた!

今回は、ジャズスタンダードにもなっている「When I Fall In Love(フェン・アイ・フォール・イン・ラブ)」について、詳しくご紹介します。

原曲も歌もインスト物もどれも素晴らしいので、お楽しみに。

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ジャズの名曲「When I Fall In Love」を詳しく調べてみた!

さて「When I Fall In Love」といえば、数々のアーティストにカバーされている名曲です。

私も雰囲気がディズニーっぽくて、大好きな曲の1つですね。

では原曲の誕生から見ていきましょう。

「When I Fall In Love」の原曲、作曲者

「When I Fall In Love」は、1952年にアメリカの作曲家、ヴィクター・ヤングによって作られました。

ヴィクター・ヤングと言えば、ジャズスタンダードになっている曲がいくつもあります。

「星影のステラ」「ビューティフル・ラブ」「マイ・フィーリッシュ・ハート」など。どれも個人的に大好きな曲ですね。

元々は、朝鮮戦争を題材にした映画のテーマ曲。映画も曲もその時はヒットしなかったようです。「星影のステラ」と同じパターンですね。

しかしその後、ドリス・デイやナッキング・コールの名演でヒットして有名になりました。

「When I Fall In Love」の歌詞(和訳)

では私の勝手なアレンジ和訳をしていきたいと思います。

例によって英文で使われていない単語も出て来ますが、伝わりやすさを重視していますのでご了承くださいね。

私が恋に落ちるとき

それは永遠となるでしょう

そうならなければ、恋はしない

こんな落ち着きのない世の中では、恋は始まる前に終わってしまう

月夜の数えきれないキスも、太陽が昇れば冷めてしまう

心を捧げるのなら、その全てを

そうならなければ、恋はしない

あなたもそう感じる時、私とあなたは恋に落ちる

「太陽が昇れば冷めてしまう」の所は、「覚めてしまう」にしようか迷いました。

さて、歌詞の内容も参考にしつつ、歌ものから聴いてみましょう。

ドリス・デイの「When I Fall In Love」

ドリス・デイと言えば、ジャズスタンダードにもなっている「2人でお茶を」とかも有名ですね。

ドリスはアメリカの女優、歌手です。映画にもかなりの本数出演しています。4度の結婚と4度の離婚を経験。

97歳まで長生きして2019年に亡くなりました。

ドリス・デイの後は、ナッキング・コールも歌ってそれも大ヒットしたようです。

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セリーヌ・ディオンの「When I Fall In Love」

 

タイタニックで有名なセリーヌ・ディオンも「When I Fall In Love」を歌っていました。

これは1993年の映画「めぐり逢えたら」の主題歌ですね。トム・ハンクスとメグ・ライアン主演。

この動画だと歌詞と和訳もあるので、参考になりますね。男性と女性で歌ってもいい感じ。

「When I Fall In Love」のインスト物

管楽器でもピアノでも、「When I Fall In Love」はいい雰囲気になりますね。

有名な所ですと「マイルス・デイビス」「ビル・エバンス」。トランペット奏者のクリス・ボッティもやっています。

チェット・ベイカーも演奏しています。トランペットがこの曲に合うのかもしれません。

個人的には日本でも人気の高かった、ピアニストのビージー・アデールさんの物が好きです。

 

原曲の雰囲気を壊さず優しく包み込むように、「When I Fall In Love」を演奏されています。

私は、若い時こういったジャズピアノは全く聴きませんでしたが、歳を重ねると心に染みわたりますね。

ビージー・アデールさんは数年前に他界してしまいましたが、松田聖子とかユーミンとかもカバーしていますので、気になる人は聴いてみてください。

「When I Fall In Love」が収録されているのは、「タイム・フォー・ラブ・ジャズピアノ・ロマンス」というアルバムです。

 

ジャズの名曲「When I Fall In Love」 さいごに

私はやはり、何となくこの曲はディズニーっぽい感じがします。

何かのテーマ曲で使われていたのかもしれませんね。分かりませんが。

美女と野獣とかアラジンで使われていても、あまり違和感が無いような気がします。

では、最後までありがとうございました。