初心者でも挫折せずにジャズアドリブが出来るようになった練習法

「ジャズのアドリブって、理論を調べても色んなスケールを練習しても全く出来ないんだけど!?」

と悩んでいませんか?

そこで今回は、過去に同じよう悩みを抱えていた私が、ジャズのアドリブが出来るようになる正しい練習方法を、出来る限り噛み砕いて砕きまくってやさしく解説しましたので、ぜひ読んでみてください。

リズム感0、不器用な私でもアドリブが出来た方法ですので、あなたはもっと早くアドリブが出来るようになるかもしれません。

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初心者でも挫折せずに、ジャズアドリブが出来るようになった練習法

私の楽器はピアノですが、これからご説明するのはどんな楽器でも使える練習方法ですので、ご安心くださいね。

では、さっそく解説していきましょう。

まず、ジャズアドリブが出来るようになる練習法を簡単にまとめると、以下の3つになります。

ジャズアドリブが出来るようになる練習方法① 使える音を覚える
① 使える音を覚える
② どんなリズムで弾くか覚える
③ 音楽的にする

なんでこの3つの練習なのかと言いますと、他の方法だと初心者さんは挫折しやすいからです。

よく、「ツーファイブワンのフレーズから練習しましょう!」とか、「アドリブは耳コピを沢山やれば手っ取り早いですよ!」と、色々な練習方法を耳にしませんか?

そのやり方も間違ってはいないのですが、初心者さんはけっこうな確率で挫折しやすいんですね。(でも、いずれ耳コピは必要になります。)

過去の私もその1人でした。なので身に覚えのある方は、今回の方法をぜひ試してみてください。

【重要】ジャズアドリブを練習する前に

念の為に最初に言っておきますが、まずは「繰り返しジャズを聴く」というのが大前提になります。

やはり1番最初はこれが来ると思います。疎かにしてしまいがちですが、これが一番重要だと言っても過言ではありません。

ジャズ演奏の中級者、上級者になっても、これはずっと必要かと思いますので、お互い忘れないようにしましょう。

ジャズアドリブが出来るようになる練習方法1 使える音を覚える

では本題に入ります。

まず、どの音を使っていいのか分からないと何も始まらないので、とにかく最初は使える音を覚えます。

この段階ではまったくジャズらしくはなりませんが、焦りは禁物です。

あとで必ずジャズらしくなりますので、今は我慢してジャズのアドリブで使える音を一緒に覚えていきましょう。

課題曲は「枯葉」にしときますね。

ジャズアドリブ練習1−1 まずは譜面の調号を見てスケールの練習をしよう!

枯葉ですと、譜面を見ると調号は、「シ」と「ミ」に♭が付いています。

これはお分かりかとは思いますが「シ」と「ミ」は♭、つまり半音下げて弾いて下さいね!っていう意味です。

ピアノでいうと「シ」と「ミ」は黒鍵を弾き、他の音は白鍵を弾きます。

悩める人悩める人

そんな事より、はよアドリブのコツ言えや。


りんたろうりんたろう

これ理解しないと後で混乱するんだよ。

そうなんです。
これを忘れていると、後で「使っていい音」というのが訳分からなくなるんですよ。

実際、私のジャズ仲間でも未だに混乱している人いましたのでw

ジャズ以外の音楽って、それほど理論が分かっていなくてもどうにかなってしまうんですが、ジャズでアドリブするにはある程度の理論は分かっていないと必ず挫折します。

もちろん、その大事な理論も噛み砕いて解説しますのでご安心を。

とりあえず、「枯葉」という曲は「シ」と「ミ」が♭です。

で、なんでこの2つが♭になるかと言ったら、枯葉のkeyが「Gm」だからです。

「Gm」のスケールというのは、

「ソ」「ラ」「シ♭」「ド」「レ」「ミ♭」「ファ」になります。

これが「枯葉」のアドリブで使える音なんですね。

まずは何度も反復練習で、この「Gm」のスケールを弾きまくりましょう。(上がったり、下がったり)

たかが1つのスケールですが、極端な話、リズムさえ工夫すればこの1つのスケールだけでもアドリブは出来ます。

枯葉は転調しても、使える音は同じだから簡単。

実は「Gm」のスケールだけでは、使える音というのはまだ理解出来ていません。

これがジャズの厄介な所で、実はジャズという音楽は「転調」の音楽なんですね。

どういう訳か、ジャズで使われている曲というのは、とにかく転調しまくります。

「オール・ザ・シングス・ユー・アー」というスタンダード曲なんて、何と曲中に転調が5回もあるんですね。6回だったかな? (最後にまた冒頭のkeyに戻るので6回でした。)

6回転調してkeyが変わるので、その都度スケールが変わるという事。

なので最低限、6つのスケールを覚えないとアドリブ出来ません。

初心者さんは想像しただけで嫌になるかもしれませんが、これが現実なんですね。

でも安心してください。枯葉で使うkeyはたったの2つだけです。

しかも、嬉しい事に使う音は偶然同じなので、初心者向けなんですね。

枯葉は「B♭」→「Gm」→「B♭」と転調を繰り返しますが、使う音は同じです。

 

「シ♭」「ド」「レ」「ミ♭」「ファ」「ソ」「ラ」

「ソ」「ラ」「シ♭」「ド」「レ」「ミ♭」「ファ」

 

上が「B♭」で、下が「Gm」のスケールですが、順番が違うだけで、使える音は全く同じになっています。

なので、枯葉の場合どっちか1つのスケールを覚えておけば、アドリブ中はどうにかなってしまうという超便利で簡単な曲なんですね。

「シ」と「ミ」が♭になる事だけ注意するだけでいいので、まずはこの単純なスケールを練習しまくりましょう。

ジャズアドリブ練習1−2 コード音を覚えよう!

さて、ここから需要な事を解説しますよ!

実はスケールだけでアドリブすると、あまり音楽的にならないんです。(初心者さんの場合)

どうしてもスケールを登ったり下ったりで、アドリブが薄っぺらくなります。もちろん過去の私もそうでした。

ズバリ、アドリブで重要なのは「コード」です。

アドリブを家に例えるならコードは「柱」みたいなもので、それがしっかりしていればアドリブもビシッと安定します。

なのでスケールよりも重要だと覚えておきましょう。

では、枯葉には8個(一部省略)ほどコードが出てきますので、その8つの音を覚えて練習しまくりましょう!

冒頭は、「Cm7」「F7」「B♭」と続きますが・・・

枯葉のアドリブで使うコードの音

「Cm7」なら「ド・ミ♭・ソ・シ♭」
「F7」 なら「ファ・ラ・ド・ミ♭」

がコード音ですよね。

コード音はそれぞれ4つの音で構成されていますので、順番に鳴らして音を把握しておきましょう。

残り6つのコードも同じように練習してくださいね。

繰り返しますがこのコード音ってめっちゃ大事で、後に「アドリブフレーズの終わりの音(フレーズの着地音)」になるので、どんな音で構成されているのか、しっかり練習しておいてください。

と言ってもこの段階では音楽になってなくていいです。
とりあえず「ド・ミ♭・ソ・シ♭」とか、「シ♭・レ・ファ・ラ」とか順番に鳴らすだけOK。

このコードの4つの構成音を理解してランダムに弾くだけでも、単調ではありますがアドリブらしき物は出来ますし、とてもいい練習になります。

まずは1小節で1音弾いてみてください。(Cm7なら、ド・ミ♭・ソ・シ♭、のどれか1つ)

始めはルート音だけ、次は3度の音だけ、という風にやりましょう。

下の動画はプロのサックス奏者、岡田嘉満先生の解説動画です。

たまたまYouTubeで見付けたんですが、めっちゃ分かりやすいし、まさにアドリブの第一歩と呼べる練習方法だと思います。

コード音だけでアドリブするのも、初心者さんにには超絶おすすめなんです!

フレーズの土台を作りやすくなりますからね。

いや〜、めっちゃ参考になるアドリブ練習動画です。

サックス独特の雰囲気もあると思いますが、コードだけでもジャズらしく聞こえますね!

この動画のように、何度も何度もコード音だけを使ってアドリブ練習してみてくださいね。

アドリブのコツですが、まずは上の動画のようにフレーズの核になる音をコード音で作ったら、あとはそのコード音同士を繋げるような音(スケール音)を少しづつ付け足していけば、自然と繋がります。

この時点ではジャズらしさはなくていいです。下記のリズム練習でどんどんジャズらしくなりますのでご安心ください。

とにかく、間違ってもジャズの典型フレーズを沢山覚えようとしない事です。(初めのうちは)

関連記事でも説明していますが、フレーズを丸覚えしてもそれをいつ使っていいのか、その後どう繋げていけばいいのか初心者さんでは分からないからです。

私の知人も言っていましたが、かっこいいフレーズを練習してもライブで自然に出せるようになるには、半年かかる事もあるらしいです。

フレーズ自体は弾けても、それを出すタイミングが難しいという事ですね。

まあ人によるとは思いますが。

コード音は絶対。変わる事は無いので要注意。

さて、ちなみに枯葉には、「D7」という箇所がありますが、コード音は「レ・ファ#・ラ・ド」になりますよね?

そうなんです。「ファ」が#、つまり半音上げてね!っていう事なんですが・・・

「何かおかしくね?」って過去の小生は思ったわけなんですよ。

だって曲のkeyが「B♭」でも、転調して「Gm」になっても、スケール音的には「ファ」は普通の「ファ」だったのに、コード音は違うの!?

ってなりませんか!?

 

「シ♭」「ド」「レ」「ミ♭」「ファ」「ソ」「ラ」

「ソ」「ラ」「シ♭」「ド」「レ」「ミ♭」「ファ」

 

ジャズアドリブで使っていい音というのは、「スケール音とコード音」ってどの理論書にも書いてありますからね。

「ファ」はどっちを弾けばいいんだよ!? って感じになりますよね。

で、答えを言うと「コード音は絶対」という事なんです。

「スケールでどんな音を使うのか知らねえが、コード音はだけは譲らねえぞっ!」

っていう、江戸っ子のように頑固で絶対的な音がコード音というわけ。

りんたろうりんたろう

コード音は何があっても変わらないんだよ。

これは分かっている人には当たり前の事ですが、過去の私は分かっていなかったので混乱してしまいましたね。

コードとはハーモニーなので、それが変わる事は絶対無いという事らしいです。

なので、枯葉のアドリブで「D7」の箇所を弾く時は、ファは#になるという事なんです。

「スケール音より、コード音の方が権力が強い」と覚えておきましょう。

これは我が家に例えると、「私が何か妻に提案しても全て却下されて妻の指示に従うしか無い」という暗黙のルールによく似ています。

で、またややこしくなるんですけど、「D7」というコードは実は色んな音が使える美味しい部分でもありまして、普通の「ファ」も使えるんですよね。

なので結論としては、「D7」の所は、普通の「ファ」でもいいし、「ファ#」でもいいという事になります。

ただ、基本は大事なので、理解を深める為にも初めのうちは「ファ#」を使いましょう。

枯葉の場合は、この「D7」の所だけ気を付けていればOKですが、他の曲は上記で説明したルールを覚えていないとかなり混乱するので、しっかり覚えておきましょうね。

あとまだ覚えなくてもいいんですが、マイナースケールの場合このような状態になります。

なので、これはやってもやらなくてもいいですが、Gmに転調したら「G メロディックマイナー」というスケールを弾くと「ファ#」になるのでお勧めです。

G メロディックマイナースケールは、「ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ・ファ#」です。

枯葉は全部同じスケールで単調になりやすいので、このスケールで少しメリハリが出て来ます。

やはりD7のコード音である「ファ#」が入る事で、メロディが安定するわけなんですね。

ジャズアドリブ練習1−3 モードスケールは難しくない

さてさて、ジャズアドリブで使える音が大分分かって来たと思うので・・・

悩める人悩める人

お、ついにアドリブの秘訣か!?


りんたろうりんたろう

いや、次も使える音についてだよ。


悩める人悩める人

うげっ!?

がっくり来るかもしれませんが、もう1つだけ使える音について解説させてくださいね。

ここからがもっともっと重要なので!

この記事の理論的な部分では1番のポイントになるので、この部分だけでもあなたに持って帰ってもらいたい所でもあります。

で、それが「1小節ごとのスケール」を覚えましょうというお話なんです。

そうなんです。

実は曲の「keyのスケール」だけでなく、1小節ごとのスケールという物が存在するんですね。

1小節ごとのスケールは「コードスケール」とか「モードスケール」とかって呼ばれています。

それは以下のような物です。

1小節ごとのスケールも練習しよう!
Cm7  → ド・レ・ミ♭・ファ・ソ・ラ・シ♭
F7   → ファ・ソ・ラ・シ♭・ド・レ・ミ♭

よく理論書や教本で、モードスケールの説明が書かれていますけど、横文字の小難しいスケール名が出て来て嫌になる人が沢山いるかと思います。もちろん私も本当に嫌でした。

でもあれって難しく考える必要なくて、ただ単にスケールを弾く順番が違っているだけなんです。

使っている音は全く同じ。

でも何の音から始まるかだけでスケール名が変わってしまうので、混乱するんですよね。

ドリアンだとミクソドリアンだとかロクリアンだとか、あんなの難しく考える事はありません。

メジャースケール(あるいはマイナースケール)1つだけ覚えれば終了。あとはスタートする音が違うだけなんですから。

名前もね、メジャー2スケール、3スケール・・・っていうネーミングだったら分かりやすいんですけどねw

で、ここから重要な話なんですが・・・

ジャズは転調を繰り返す音楽です。なので転調すれば同じコード記号であっても使えるモードスケールは変わります。

枯葉の場合はこれを意識しなくても出来ますが、後々必要な考えになるので覚えておきましょう。

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ジャズアドリブが出来るようになる練習方法2 リズムを覚える

りんたろうりんたろう

いや〜やっと使える音が分かったね!


悩める人悩める人

な、長かった!リズムをはよ!

いや、本当に使える音が分からないと何も練習出来ませんからね。

つまらなかったかもしれませんが、これは避けて通れない道なのです。

で、いよいよここから、リズムについて。

使える音が分かれば、後はそれをジャズ特有のリズムで弾けばもう立派なアドリブ! ・・・とはなりませんが、アドリブの土台は出来上がったも同然です。

ジャズアドリブが出来るようになる練習方法2-1 とにかく3連符を練習する!

さてさて、ここからの「リズム練習」も超重要パートです。

どんなに使える音が理解出来ても、スケール練習しても、リズムを理解しないとジャズアドリブは出来るようにならないからです。(ジャズらしくならないという事)

とりあえず、答えを先に言います。

「3連符」をめちゃめちゃ練習してください。

これだけでジャズに必要なリズムの土台が作れます。

3連符って言うのは、「タンカ」「タンカ」「タンカ」・・・・というリズムです。

1つの「タンカ」で1拍ですね。

1小節は4拍ですから、「タンカ」を4つ鳴らします。

え~、例によって私が作った動画ではありませんw

でも「3連符」がよく分かる動画なので参考にしましょう!

初めは、めちゃめちゃゆっくり練習してみてくださいね。

どの理論書も、3連符をめちゃめちゃ練習しましょうって書いてないですけど、超重要な練習ですよ。

なぜなら、ジャズのメインのリズムである「スイング」というリズムは、3連符の土台の上に成り立っているからなんです。

3連符の真ん中の音を伸ばせば、それがスイングなんですから。

何にも分かっていなかった過去の小生は、楽譜上の3連符だけ見て・・・

「3連符って、めちゃめちゃ速く弾く所だよな!遅くならないようにしないとっ!」

と意味の分からない事を思っていましたね。(アホです)

もちろん、そうではなく、3連符は特別速く弾くリズムではありません。

詳しくはこちらの記事をご覧下さいね。

ジャズピアノのリズムを小学生でも分かるように解説してみた。

この記事でスイングという難しいリズムを、超簡単に理解する事が出来ます。

で、何回でも言いますけど、この3連符の練習だけは疎かにしないでください。

3連符が出来て初めて「スイング」が出来るようになるのですから。

あとは、スイングのリズムで演奏している時に、頭の中で常に3連符が鳴っているようになれば完璧。

そして、この2つのリズムを好きなタイミングで、ランダムにいつでも切替える事が出来るようになると、かなりジャズアドリブっぽくなるはずです。

この時必要なのは、ズバリ、メトロノームです!

無料アプリでも「3連符」を鳴らせるのがありますので、メトロノームは常に「3連符」を鳴らしてください。

メトロノームで3連符を鳴らしながら・・・

ジャズリズムの必須練習

・3連符の練習
・スイングの練習
・3連符の練習
・スイングの練習

このようにエンドレスで、ずーっと練習してください。

例えば、3連符を2小節弾いたら今度はスイングで2小節弾いたり、1小節の中でも前半は3連符、後半はスイングで弾くとか出来れば理想的。

使うスケールは、「B♭」でも「Gm」でも大丈夫です。

慣れて来たら、1小節ごとのスケールでも弾いてみましょう。

まあ、D7以外、順番が違うだけで全部同じ音ですけどね。

もう、これが出来れば、かなりアドリブらしき土台が出来てきますので、根気よく反復練習を繰り返してくださいね。

ランダムにこの2つのリズムを切り替える事が出来れば、B♭メジャースケール(または G マイナースケール)1つだけでアドリブは十分出来るはずです。

ジャズアドリブが出来るようになる練習方法2−2 裏拍に意識を向けよう!

はい出ました。裏拍

これが慣れないと難しいんですよね。

でもね、これが出来るようになると一気にジャズらしいリズムになるので、ジャズ特有のノリが出せるようになるんですよ。

私もすんごい時間がかかって、この裏拍が理解出来て実践出来ました。

裏拍って何かっていうと、1、2、3、4、という拍があったら・・・

「1と、2と、3と、4と、」みたいな感じで「と」の部分が裏拍ですね。

実際に声に出して、2と4の部分の「」の所だけ指パッチンしてみてください。(2拍4拍の裏)

で、最初のうちは、半拍休んでからアドリブを弾くクセを付けましょう。(裏拍から弾き始めるという事)

すべてのフレーズを頭から弾いてしまうとジャズらしくなりません。7割8割は半拍休んでからアドリブを弾くようにするといいかもです。

半拍休んでからスタートするだけで、俄然ジャズっぽくなります。

あと左手もそのタイミングで音を鳴らすかんじですね。これは1つの記事になるくらい重要。

・・・という訳で左手のリズムの記事も書きました。

【初心者最大の壁】ジャズピアノの左手のリズムについて伝えたい事

とにかくこの裏拍、めちゃめちゃ重要です。

指パッチンでも手拍子でもかまいませんので、これも体に染み付くまでとことん反復練習しましょう。

これはジャズに限らず、ポップスでもロックでも練習出来ますので、何か音楽かかっていたら裏拍で指パッチンする習慣を付けるといいですよ。

不思議ですよね、裏拍だけでなんかオシャレなノリになるんですから。

 ここまで読んでみて、文章だけじゃ分からないよ!という場合・・・

ここまで出来る限りかみ砕いて説明させて頂きましたが、どうしても文章だと限界があります。

偉そうに解説してきた私も結局独学ではアドリブが出来なくて、プロの先生の教えてもらって出来るようになった身ですし。

でもレッスンはお金も時間もかかるから、現実的に厳しいと思う人も多いと思います。

そういった方は、最近人気が出て来たジャズに特化したオンラインレッスンがお勧めです。

無料体験から始められますし、有料レッスンも月額980円ですのでかなり敷居は低いのが特徴。

新感覚ジャズトレーニング Jazz-Steps.com

いままでオンラインの音楽教室は沢山あったんですが、「ジャズに特化」したオンラインレッスンって全くなかったんです。(個人の先生がやっている所はありますが、月額1万円前後が普通。)

なので「ジャズステップス」は、これからもっと人気になるでしょうね。すでに会員は2000人以上。

ジャズアドリブが出来るようになる練習方法3 音楽的にする

では続きを書いていきますね。

上記の2つのリズムでスケールを弾くだけでも、かなりアドリブっぽくなって来ていると思います。

でも・・・

「何か登ったり降りたりしてるだけで、単調なんだよね」

と思われたかもしれません。

とりあえず、今までは「リズム練習」なのでそれでもいいんです。

で、ここからもっとアドリブらしくしていくんですが、ジャズに限らず殆どの音楽には、休符という物がありますし、全音符で伸ばす事もあります。

なので、休符を入れて休んだり、音を伸ばすだけでも、かなりバリエーションは増えるんですね。

アドリブのバリエーションを増やす

・スイングで弾く
・3連符で弾く
・休符を入れる
・2分音符を使う
・全音符を使う

2分音符や全音符を使う時は、かなり音が目立ちますので、初めのうちはコード音を使うのが間違いありません。

さて、ではもうちょっと突っ込んだお話をしたいと思います。リズムで超重要なポイントがありまので。

それは「ジャズの典型リズムパターン」を覚えるという事です。

実は、ジャズ演奏でめっちゃ多く使われるリズムパターンがあります。

これを覚えるとかなり音楽的になり、歌うようにアドリブすることが可能です。

まずはこちらの動画をご覧ください。

 

枯葉の冒頭の「ソーラッシッ(ミー)」というリズムがありますが、まさしくこれがジャズでめっちゃ使われるリズムパターンの1つです。

もっと細かく分けて「ソーラッ」という所に注目しましょう。これ単体でもめっちゃよく使われるリズムパターンなんですね。

ウィントン・ケリーは「ソーラッシッミー」と弾いた後でも、合いの手のように「レードッ」って弾いてますけどこれも「ソーラッ」と同じリズムパターンです。

使っている音が違うだけで同じリズムですよね。

この「タータッ」ていうのは本当に多様されていてマイルス・デイビスの「ソー・ホワット」の冒頭でも使われています。

ベースがメロディを弾いた後で、ピアノや管楽器で「タータッ」てやってますよね。

アートブレイキーの「モーニン」でもイントロ部分でも使われています。

そしてそのリズムパターンはアドリブでも多用されているんです。スイングや3連符にこの「タータッ」をくっつけるだけで一気に音楽的になります。

ジャズの典型リズムは、こちらの先生の動画がめっちゃお勧めです。

スイングや3連符だけでなく、こういったジャズ特有のリズムパターンを入れるだけで、ぐぐっとより一層音楽的になり、感情も込めやすいので歌うようにアドリブする事が可能になってきます。

色々なソロ(アドリブ)をよ〜く聴いて、いろんなリズムパターンを覚えて、それにコード音やスケール音を乗せるというのがお勧めです。

ピアノは音程の取れる打楽器と言ってもいいくらいで、リズム楽器という要素もかなり強いですから、ドラムも参考になるはずです。

初心者でもジャズアドリブが出来るようになった練習法 さいごに

かなり長い記事になってしまいましたが、私と同じようにジャズのアドリブが出来ないで困っている人の為に記事を書きたいなと思っていたので、少しでも参考になれば幸いです。

それからどんな楽器でも必ず必要になってくるのが、「黒本」と言われているジャズのスタンダード集の楽譜です。

 

ジャズのジャムセッションでは殆どの人がこの楽譜を使っていますので、同じ物をもっておく必要があります。

ではお互いレベルアップするように、日々の反復練習をがんばりましょう。

ではまた!