朝ドラ「おかえりモネ」で演奏されたジャズの曲の話

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」で演奏されたジャズの曲が気になったので、今回はそれを記事にしました。

ジャズバーでアルトサックスを演奏されたいた女性についてもご紹介します。

「おかえりモネ」で演奏されたジャズの曲名は「アメリカン・パトロール」

朝ドラ「おかえりモネ」では、ヒロインの百音(モネ)が学生時代に吹奏楽をやっていたシーンが度々出てきます。

そこで演奏されたジャズの曲名は「アメリカン・パトロール」です。略して「アメパト」。

実はこの曲って吹奏楽などの大人数編成のビッグバンドではよくやる曲らしいんですが、私は知りませんでした。

というのも私はジャズピアノを趣味でやっているものの、4〜5人くらいのジャズセッションしか経験が無いからですね。

ジャズを聴くの私は大好きでもう20年以上聴き続けていますが、「アメリカン・パトロール」という曲は1回も聴いた事がありません。

ジャズが趣味っていう人でも、私のようにビッグバンドは全く聴かないっていう人はかなり多いです。

とまあ、そんな曲な訳ですね。

アメリカン・パトロールはこんな曲

アメリカン・パトロールは、1885年にフランク・W・ミーチャムによって作曲されました。

「ヤンキードゥードゥル」「ディキシーランド」「コロンビア大洋の宝」という3つのアメリカ民謡などを元に作られているようで、19世紀半ばに起きたアメリカ南北戦争をイメージして作られた曲のようですね。

元々はピアノ単独の曲だったらしいのですが、いつの日か吹奏楽用にアレンジされ、次にグレン・ミラー楽団がジャズナンバーとして使うようになりました。(上の動画もグレン・ミラー楽団です)

ジャズの曲は初めからジャズの曲として作られた物は少ない方で、映画音楽とかシャンソンとか全く違うジャンルの曲をジャズ用にアレンジされる事が多いです。

ジャズスタンダードナンバーとして有名な「枯葉」とか「いつか王子様が」という有名曲も、シャンソンの曲だったりディズニーの曲だったりします。

ジャズバーでサックスを演奏していた女性

ヒロインの百音が高校の合格発表で不合格となってしまい、父親がそんな百音を励まそうとジャズバー(ジャズクラブ?)に連れていきました。

そこでアルトサックスを演奏されていたのが、プロのサックス奏者である「海野あゆみ」さん。

海野さんは、ヒロイン百音を演じる清原果耶さんにもサックスの指導をされているとの事。

で、ジャズバーの演奏シーンなんですが「演技と音が合ってないな〜」と私は思いました。結構な違和感を感じたんですよね。

なので、てっきりサックス経験の無い女優さんが、音に合わせて演技しているんだろうと思いました。

おそらく演奏を先に録音して、それに合わせて演技していたんでしょうね。

せっかくプロのサックスプレイヤーが出演しているので、あそこは何とかならなかったのかなと残念に思います。

それと内野聖陽さんのトランペットにも、もう少しリアリティが欲しいですね・・・。

内野さんごめんなさい。でも役者さんとしては大好きです。

永瀬廉さんのトランペットで思い出した、ジャニーズ主演のジャズ映画

「おかえりモネ」では「King & Prince」の永瀬廉さんがトランペットを吹いていますが、実は映画「坂道のアポロン」では同じジャニーズの知念侑李さんがジャズピアノに挑戦しています。

男性ですと「ジャニーズが主演している映画」って聞くと拒否反応をしてしまう人も多いかと思いますが、そんな事でこの映画を観ないなんて本当にもったいない話なんです。

おそらく私が観た邦画では一番素晴らしい映画です。

私のおすすめ映画「坂道のアポロン」

ちょっと話がズレてしまいますが、「坂道のアポロン」の紹介をさせてもらおうかと思います。

まず注目したいのが、主演の知念侑李さん(Hey! Say! JUMP)は経験0からジャズピアノを猛特訓して映画の中で実際にピアノを弾いている事です。

そしてもう1人の主演、中川大志さんもジャズドラム未経験から猛特訓して、知念さんとのセッションを圧倒的に盛り上げました。

(中川さんはドラム自体は少し経験あるそうですが、ジャズドラムはロックなどと全く別物です。)

高校の文化祭での2人のセッション(もちろん吹き替え無し)は本当に圧巻で、最高のクライマックスシーンでした。

さらにこの2人以外でも中村梅雀さんはウッドベース、ディーン・フジオカさんはトランペットを実際に吹いています。

この2人は楽器経験者らしいですが、何と言ってもディーン・フジオカさんのトランペットと歌声にはシビレましたね。絵になる男です。

私が女なら惚れてたでしょう(笑)。

この映画はジャズの演奏だけでなく、本当にストーリーが素晴らしい。

1966年の長崎が舞台で、昭和の時代のノスタルジックを感じる雰囲気に包まれています。

青春時代に誰もが抱える苦しさとせつなさ。ストーリー展開で胸が熱くなったり涙したり、忘れていた青春時代を思い出させてくれる映画なんですよね。

私は当時中学生だった娘と2人でこの映画を映画館で観ましたが、2人揃って「今までで1番いい映画だった!」と共感したほど。

邦画は殆ど観ない私ですが、ジャズがテーマだと知り軽い気持ちで観に行った映画。

でも本当に圧倒されるくらいいい映画で、後味も良くて厳しい冬を越えて春風に吹かれているような感覚でした。

朝ドラ「おかえりモネ」で演奏されたジャズの曲 さいごに

最後は全く違う映画の話になってしまいましたが、「おかえりモネ」もまた機会があれば観てみようかと思います。

あまりドラマに出ない浅野忠信さんも出演しているので、浅野さんの演技も観たいですね。

気象予報士になるドラマなので、徐々にジャズの演奏シーンは無くなっていくとは思いますが、出来ればこれからもジャズの演奏を入れてもらえると個人的には嬉しいです。

ではまた!