ども、りんたろうです。
今回の記事は2018年の記事ですので、2020年日本シリーズの記事はこちらからどうぞ。
巨人が弱い理由を全盛期を知るアラフォーが語ります!
私のようなアラフォー世代は子供の頃に娯楽が少なく、プロ野球は殆どの男子が大好きでした。
しかし、今は巨人や阪神が弱いので、プロ野球全体が面白くありません。
やはり巨人が強くないとファンもアンチも盛り上がらないような気がします。
そこでなぜ巨人は弱いのか、その理由を今回まとめてみようかと思います。
小学生から巨人ファンだった私が語らせて頂きます。ちなみに今は応援しているチームはありません。でも大谷選手は頑張って欲しいですね。
この記事を書いている現時点で2019年から原監督が3度目の監督就任と決まっていますが、2018年を振り返って、巨人がここまで弱くなってしまった原因をまとめてみます。
巨人が弱い理由① 監督とコーチの手腕に問題あり
巨人ファンならずとも、プロ野球ファンなら誰でも分かる通り、2018年の高橋監督と村田ヘッドコーチのベンチワークに問題があったのは間違いありませんよね。
私も現役時代の高橋由伸は大好きだったし、同情する部分もかなりあるんですが、やはり接戦に弱いのを目の当たりにするとベンチワークが弱いと言わざるを得ません。
試合が接戦で試合後半の8回、9回になった時、例えば打者はキャッチャー小林。
ベンチには勝負強い亀井や実績のある阿部がいる状態・・・
あれ?小林に打たせるんかい!Σ(゚д゚lll)
という、素人も頭を捻るような采配がかなりあった。
あと高橋監督就任の1年目かな?代走のスペシャリストの鈴木尚広(たかひろ)をあまりに使わな過ぎた・・・。
私としては、バントの鬼の川相とか鈴木尚広とか、ああいった職人気質の選手って大好きなので、もっと使って欲しかったですね。
鈴木は高橋監督になってさほど活躍せずに引退してしまったのが残念。
まぁ年齢的な物もありましたが。
少し話が脱線してしまいましたが、やはり巨人が弱い理由の1つはベンチワークでしょう。
根拠として選手の成績はそれほど悪くはないんですからね。
まぁ優勝は無理ですけど勝率5割以上は可能だったはず。
2018年巨人のチーム成績は、実はそんなに悪くない
巨人のチーム打率は.257なので、これはセリーグでは4位。確かに打率はあまり良くなかったけど、防御率は3・79なので・・・
何と、セ・リーグ1位!((;゚Д゚)
そして意外だったのが失策(エラー)数が少ないという事。
巨人の失策数は66なので、これは中日の52に次ぐ少なさ。
つまり守りはセ・リーグ2位なんですね。
つまり総合的な守りはセ・リーグで1番良かったと言えます。
まぁリリーフ陣は崩壊してたし、先発も駒不足なのは言うまでもありませんが、それでも守りは良かったんですね。
菅野が何度も完封していたので、それがチーム防御率が1位になった理由かもしれませんが・・・。
でも守りは僅差ではあるものの、セ・リーグ1位。それで勝率5割に満たないのは、監督やコーチの力不足と言えるのではないでしょうか?
巨人が弱い理由② データを重視しない
原さんが監督をやっていた頃は、確かに選手の層が厚かったです。坂本、谷、小笠原、ラミレス、阿部、亀井・・・
オールスターですか!?ヽ(;゚д゚)ノ
と言わんばかりの選手層でしたが、実はその強さの土台にあったのはデータ野球だったんです。
野村ID野球を学んだ橋上さんが巨人の野球にデータを持ち込んで、それが浸透していたように思えます。
思えば2018年に圧倒的な強さを見せた西武ライオンズも、野村ID野球を学んだ辻監督が采配していましたし、上記の橋上さんも野手総合コーチとして西武に入って、データ野球を浸透させていますからね。
やっぱり現代の野球ではますますデータが重要になってきます。
でも巨人は橋上さんを解雇して、当時橋上さんが担当していた「戦略室」も廃止しています。うーん、何で??そりゃ弱くなるだろって感じです。当時のデータ野球は継続されていないように思えます。
巨人が弱い理由③ FA制度が全てを狂わせた!
原巨人、丸・浅村・西をFA補強へ。日ハム大田泰示も呼び戻す https://t.co/otSFj7m1MW pic.twitter.com/BGsllon6Ew
— BaseBall MAG (@b_b_mag) 2018年10月12日
いや、もうFA補強とかやめようよ!
と言いたいですね(;´д`)。FAなんかやるから若手が育たないんですよー。
広島を見ればそれが良く分かります。FAで補強しなくても広島強いじゃないですか?
むしろFAとかで主力選手抜けても、若手の競争に繋がるから広島は好循環していますよねー。
何でまだ巨人はそれに気がつかないんでしょうか?気付いていても面倒だからお金で解決したいんですかね・・・。
FAやらなければ生え抜きの選手が育つから、濃い巨人もどんどん生まれると思うんですよね。
広島は人気があるじゃないですか?ファンに愛されているじゃないですか?
特効薬的に大物選手を補強して一時的に強くなっても意味はありませんよね。(ここ数年は一時的にもFAで強くなっていませんが)
特効薬というよりもむしろ劇薬。劇薬使っても身体がボロボロになるだけ。
FA補強という劇薬にばかり頼ってしまう。
それが今の巨人の弱さの理由の1つなのは間違いありません。ファン離れも加速しますって。
さらにFAで取ってきた選手は使い捨てのように捨てる。村田修一とかね。
で、FA補強で入団した選手には全員厳しいのかって言ったらそうでもなくて、引退後のコーチ就任を約束するとか、もうそれが最悪。
教えるのが得意、育てるのが得意、という人なら他のチームのOBだって構わないけど、FA組のコーチ向きじゃない人まで巨人のコーチにしているから若手が育たないんですよねー。
巨人が弱い理由④ 現場とフロントの確執
先日、イースタンリーグで巨人の2軍を優勝に導いた功労者の川相2軍監督が解雇されました。
配置転換ならまだ分かるんですけど、なぜ解雇?しかも優勝しているのに・・・。
もうちょっと功労者を大事に扱えよー!って感じですよね。
フロントと現場の一体感とか団結とか、そういった物がないから、ハリボテの組織になるんですよね。
ビジネスだと人事は厳しくなるのは分かるけど、原さんが復帰して川相さんが邪魔なのかもしれないけど、ちょっとあんまりですよね。
巨人が弱い理由 まとめ
うーん、やはり土台ではないでしょうか?フロントの人事とか理念とか、方向性とかですよね。
本当に広島カープを見ればそこに答えはあると思うんですよね。
優勝を目指しつつ、育成もしなければいけないのが巨人なのかもしれないけど、そういうやり方で何年も優勝していないんだから、意味がありません。優勝してたら分かるんだけど。
やはり目先の勝利に固執しないで、広島のような長期的プランで、同世代の選手を均等に獲得して育てていく事が、ファンに愛される常勝チームの作り方なのではないでしょうか?
元巨人ファンとして本当に残念な現状ですが、ファンから愛されるようなチームに戻って欲しいですね。