なぜ日本ハムファイターズは弱いのか?その理由を考察してみた。

今回は日本ハムファイターズがなぜ弱いのか、その理由を考えてみました。

私は今年から日ハムファンですので、そういった視線での考察になりますので、予めご了承ください。

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なぜ日本ハムファイターズは弱いのか?その理由を考察してみた。

さて、この記事を書いている時点で、日本ハムファイターズの成績は、27勝44敗です。(2022年6月27日)

プロ野球解説者の予想通りの最下位になっているのが、ファンとしては悔しい所ですね。

ではなぜ日ハムはこんなに弱いのか、その理由を考察していこうと思います。

日ハムが弱い理由① 選手層が薄い

まずこれがくるでしょう。何と言っても日ハムは選手層が薄いです。実績のある野手もトレードやノーテンダーで球団を去っていきました。

中田選手、大田選手、西川選手、という打線の中心にいる選手がいなくなったのが、弱くなった1つの原因と言えるでしょう。でもまぁ、それもあって若手選手の出場機会が増えていますので、長い目でみればこれはむしろ良かったとも思えます。

実績のあるベテラン選手がチームにいると若手選手の出場機会はかなり少なくなり、今年活躍している清宮選手、万波選手、今川選手、が育っていなかった可能性も高いです。

(この3選手はまだまだ粗削りではありますが・・・。)

しかしペナントレースが始まる前は、名の知れた野手は近藤選手くらいでしたから、若手選手が育ちつつあるのはビッグボスの大きな功績と言えるのではないでしょうか。

日ハムが弱い理由② 大味な攻撃?

日ハムのチーム打率は現在リーグ2位です。(1位はソフトバンク)そしてホームラン数はリーグ1位

この点はビッグボスの狙い通りに結果が出ていると思います。あの選手層でこの成績は凄いと私は思います。

しかし、細かい所を見ていくと、僅差ではありますが出塁率はリーグ最下位。(.279)そして、三振数もリーグ最多。(584)

そらに犠打はリーグで2番目に少ない39。(最多はソフトバンクの60)。四球数もリーグ最少の135。(最多はソフトバンクの209)

得点は一応リーグ2位ですが、3~5位とそれほど差はありませんので、特に優れている訳ではありません。

出塁率が低くても三振が多くても、多く点が取れれば問題ないようにも思えますが「大事な所で出塁出来るかどうか」「接戦の山場で点が取れるかどうか」というのは非常に大事なポイントだと思います。

たまに10-3とかで大勝するよりも、2-1とか3-2とかで1試合でも多く勝った方いいのは言うまでもありませんよね。

こういった数字を見ていくと、ちょっと野球が大味な感じにも思えます。それが日ハムのカラーとなり、かつての西武ライオンズのように打ち勝つ野球が出来るくらいになればいいのですが・・・。

日ハムは初球からガンガン打ちにいく。

そして、ビッグボスの采配で有名なのが「甘い球は初球から打て」というのがあります。実はこれが相手投手を楽にさせている可能性があります。

でもこれって評価が難しくて、このビッグボスの采配で、上記の清宮選手、万波選手、今川選手、そして松本選手が頭角を現したようにも思えるんです。

これがあっての打率2位、ホームラン1位ですしね・・・。

なので「初球から打つ野球」はメリットとデメリット両方あるでしょう。上手くはまれば大量得点。失敗すれば相手投手が楽になり完封される。こんな試合結果が多いように思えます。

日本野球の強みを考えると複雑

現代の日本の野球は2番に長距離打者を配置するなどして、メジャーリーグの野球に似て来ているなと思います。

力と力のぶつかり合いは見ていて面白いです。でも日本の野球の強みって他にあると思うんですよね。緻密な戦略とか、細かい野球ですね。

昔の野球のセオリーでは、とにかく1番打者は相手投手に球を多く投げさせて、データを収集したり投手の球数を増やすというのが役割でした。(イニングにもよりますが)

もうそういった野球は古いと言われてしまえば仕方ないですが、そういった緻密な野球こそが日本野球の強さでもあったように私は思えます。

なので日本ハムだけではないですが、そういった傾向にありつつある今のプロ野球は、昔からのファンからするとちょっと気持ちは複雑ですね。

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日ハムが弱い理由③ リリーフ投手が弱くなった。

日本ハムの野手の成績はかなり良くなっています。

しかしリードしていても、試合後半に追いつかれて逆転負けというケースがよくありますよね。これはもうリリーフが弱いとしか言いようがありません。

では、他のチームのリリーフ投手の成績を見ていきましょう。下記は20試合以上登板しているリリーフ投手の成績です。

ソフトバンクのリリーフ投手の防御率

ソフトバンクのリリーフ防御率
藤井投手   0・61(28試合)
モイネロ投手 1・05(26試合)
嘉弥真投手  1・38(27試合)
又吉投手   1・93(28試合)
津森投手   2・74(27試合)

今年はソフトバンク優勝かなってくらいの成績ですね。最後に笑うのはソフトバンクかもしれません。

でも何気に西武のリリーフ防御率もすごく良かったりします。

西武ライオンズのリリーフ投手の防御率

西武のリリーフ防御率

増田投手 0・33(27試合)
平良投手 0・56(34試合)
水上投手 0・98(28試合)
宮川投手 2・28(22試合)

何と防御率0点台が3人。宮川投手の2・28が霞んでしまうような圧倒的数字ですね。西武も先発投手が良ければ順位を上げて来そうです。

ではリーグ4位の千葉ロッテの成績はどうでしょうか?

千葉ロッテのリリーフ防御率

タイトルが入ります。

東條投手 1・71(33試合)
西野投手 2・05(22試合)
小野投手 2・39(29試合)
益田投手 2・79(29試合)

リーグ4位であっても優秀な防御率です。ロッテも打線次第では浮上して来そうですね。

そしてリーグ5位のオリックスは・・・

オリックスのリリーフ防御率

オリックスのリリーフ防御率

平野投手 1・32(28試合)
本田投手 2・45(21試合)
ビドル投手3・20(26試合)

リーグ5位になるとちょっと成績は落ちますが、それでも防御率1点台の平野投手や2点台の本田投手がいるのは頼もしいですね。

そして日ハムは・・・

日本ハムのリリーフ防御率

日本ハムのリリーフ防御率。

古川投手 2・63(21試合)
玉井投手 3・00(22試合)
北山投手 4・94(27試合)
堀 投手 5・64(25試合)

チーム唯一の2点台は古川投手のみ。玉井投手の3・00もいい成績ではありますが・・・。

しかし登板数の多い北山投手や堀投手の防御率が致命的となっています。北山投手はルーキーなので疲れも出ている可能性がありますね。

巨人を自由契約になった古川投手を獲得に動いたのは、ビッグボスです。古川投手を獲得しておいて本当に良かったですね。これはビッグボスの見る目があったと言っていいでしょう。

メジャーリーグ的な攻撃になったのが原因かどうか分かりませんが、ここ数年は投手の成績がいいです。今年はすでにノーヒットノーランを達成したのは、何と4人。(79年ぶり)

投手の成績が良くなりつつある中、日本ハムの防御率が悪いのがかなり目立ちます。

まぁ逆を言えば、投手(特にリリーフ)を再整備出来れば来年以降おもしろくなるのかもしれませんね。

日本ハムが弱い理由④ 外国人選手が殆ど機能していない

何と言っても外国人選手が機能していないのが、日ハムの弱さの原因の1つでしょう。やはり外国人選手の成績次第で順位は大きく変わるので、これは痛いところですね。

唯一機能しているのが、アルカンタラ選手。何気にセカンドを守れたり長打力があったりで、なかなかの掘り出し物だったように思えます。

一方でヌ二エス選手は打率1割台。1億以上の年棒でこれは痛いです。おまけに4年目の王柏融選手も全く打てません。

投手は全滅で、ポンセ投手は防御率4・11で0勝1敗。2億4000万円で入団したガント投手は登板無し。去年活躍したロドリゲス投手も登板無し。

(ちなみにガント投手は右肘じん帯炎症で、あと2ヶ月ほどは投げられません。)

新外国人選手の目玉のガント投手が一度も投げられていないのが、致命的でしたね。残念です。9月だけでも投げて欲しいものです。

DAZN

なぜ日本ハムは弱いのか?その理由を考察してみた。さいごに

いかがでしたでしょうか? 私個人は来年以降がとても楽しみなチームだと思います。

色々批判されてしまうビッグボスですが、私は大好きです。どうしても新しい事に挑戦する人というのは批判されてしまいます。

私もこの記事で好き勝手書いてしまいましたが、来年以降ビッグボスのやり方で大きく飛躍する可能性は十分あると思います。

日ハムは上手くいっていない所も多々ありますが、選手の気持ちが大きく変わってきているのが大きいです。そして何より、あの清宮選手の才能が目覚めつつあるのが、とてつもなく大きいのではないでしょうか。

これだけでもビッグボスの大きな功績だと私は思います。

とりあえず、負けている時でも応援出来るのが真のファンですので、今は日本ハムファイターズを温かく見守るべきでしょう。

がんばれ、ファイターズ!