今年も「巨人が弱い理由」を分析してみました。
もうほとんどの人が分かっている事ではありますが、データで再確認してみましょう。
【2023年】巨人が弱い理由をデータで分析してみた。
2023年は最下位も経験し、5月6日現在もセリーグで定位置の5位。
今シーズン中の巻き返しはあるのか、数字で見ていきましょう。
巨人が弱い理由① チーム防御率がリーグ最下位
何と言ってもこれでしょう。
巨人のチーム防御率は5月現在でリーグ最下位の4・39。これが巨人が弱い大きな理由の1つです。
防御率5位のヤクルトでも3・28ですので、いかに投手陣が崩壊しているかが分かりますね。
これは原監督の長年の「マシンガン継投」が、崩壊を招いた一因のような気がします。
巨人にはWBCでクローザーを務めた大勢選手もいますが、その素晴らしいクローザーにバトンを渡せる試合が少ないですよね。
ホールド数やセーブ数も、それぞれ17と5。2つともセリーグ最下位です。
大勢選手を活かせないのが本当に痛い。
ちなみに打撃成績はリーグ上位
投手陣の崩壊が原因と言えるのは、これがあるからですね。
なんと5月現在の巨人の安打数と本塁打数はリーグ1位の238と31。
盗塁数こそリーグ最下位の4ですが、それ以外はそんなに悪くはありません。
巨人が弱い理由② 長年のFA戦略重視で育成が出来ていない
巨人で活躍しているのはドラフト上位組か、FAやトレードなどの移籍組です。
坂本、岡本、吉川はドラフト1位。大城はドラフト3位。
丸、中田、オコエ、梶谷、廣岡、は他のチームから移籍して来た選手。
ドラフト下位で活躍しているのは、現在では戸郷投手くらい。まぁこれはスカウトの人の眼力とも言えます。
とにかく育成をやっていく土壌が無いと言えるでしょう。
もしくは育成が出来ていても、1軍で使ってもらえない、結果を出さないとすぐに2軍に落とされる、ということかもしれませんね。
長年のFAに頼った戦略がもう限界に来たと言えます。
巨人以外のチームに移籍する選手もかなり増えてきて、もう巨人ブランドも使えませんからね。
巨人が弱い理由③ 原監督にこだわり続けた球団の体質
まあこれが1番の理由とも言えます。全権監督って良くないですよ。
企業で言えば「ワンマン社長の暴走を誰も止められなくなった」という事ではないでしょうか。
何もかも原監督に丸投げ。これでは球団フロントが役割を放棄しているのと同じです。
原監督は決してダメな監督ではなかったと個人的には思います。
でも今では勘が働かなくなっています。それは誰の目にもあきらか。
(まぁ戦力が充実している時は、色んな戦術がうまくいっていたのかも)
そして、目の前の勝利に強くこだわるだけでは、長いペナントレースや2年3年後に結果を残すのは至難の業。
きっと原監督は、優勝、日本一になって勇退したかったのかなと個人的に思います。
ソフトバンクにやられっぱなしでしたからね。2回連続4タテを食らったのは球史にずっと残る汚点ですし。
気持ちは分かるけど、マシンガン継投で投手をつぶすのはよくありません。
そういった原監督にこだわり続けた球団の怠慢、体質、それが最大の理由なのかもしれませんね。
【2023年】巨人が弱い理由 さいごに
FA戦略がもう限界です。ファンもそれは望んでいません。
生え抜きの選手をしっかり育成してほしいですよね。
あと伝統を守っているのでしょうが、古臭いユニフォームはもうやめましょう。他のチームみたいにたまに着れば伝統として残りますし。
球団方針、監督、コーチ、ユニフォームを一新してくれると嬉しく思います。
監督原辰徳が頭が弱いから選手がやる気が起きない!早く監督を辞めさせろ!